⭐️がまんすれば強くなる?⭐️

こんにちは!FOCS Conditioning フォックス鍼灸治療室のトレーナー橋本です!

さて、今回のお話は体幹トレーニングに関しての投稿です。皆さんはいわゆるプランクというベーシックな体幹トレーニングをしたことはありますか?その時によく「腰を落とさないように!」‍「おなかをしめて!」「あと10秒耐えて!」なんて言われたことはありませんか?あるという方はもしかしたら危険かも??

なぜならプランクをする時に意識している部分が本当の意味での体幹ではなく“腹直筋”だからです。

一般的に体幹と言われると胴まわりの事を指すことが多いですが、そこを鍛える(意識する)だけでは実は腹直筋しか鍛えられていなかった!なんて事が起こるのです。腹直筋を優位にさせすぎてしまうと、その他インナーマッスルの腹斜筋や腹横筋、多裂筋などは反応しづらくなっていきます。

結果的にプランク時に腹直筋が優位=疲れやすい→腰が落ちる→耐えようとまた腹直筋で必死に持ち上げる→また腰が落ちてくる…なんて悪循環が起こるんですね。

腰痛の予防のためにプランクをしていたのに逆に悪化したなんて経験がある方はこのパターンが多いです。

ではどこを使えばいいのか。その答えは“前鋸筋”です。肩甲骨を前外方に動かし、立体的に機能する前鋸筋をまず優位にすることができれば、筋連鎖で腹斜筋や腹横筋といった本来優位にしたい筋が働き、身体を楽に支えてくれます。✨

ただ根性だけで頑張れば強くなるわけではないことを覚えておきましょう!

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