◆ 腸脛靭帯炎とは?

腸脛靭帯炎とは、太ももの外側にある腸脛靭帯(ちょうけいじんたい)という強い靭帯が、膝の骨とこすれて炎症を起こすケガです。
特にランナーやサイクリストに多く見られるため、「ランナー膝」とも呼ばれます。


◆ こんな症状は要注意!

  • ランニング中や後に、膝の外側がチクチク・ズキズキ痛む

  • 長時間走ると痛みが強くなる

  • 触ると腸脛靭帯のあたりが硬くて痛い

  • 休むと痛みが和らぐが、走ると再発する

このような症状は、早めのケアが大切です。


◆ なぜ腸脛靭帯炎が起こるの?

腸脛靭帯炎の原因には、以下のようなものがあります。

  • オーバーユース(使いすぎ)

  • 体幹・お尻まわりの筋力不足

  • ランニングフォームの崩れ

  • 柔軟性の低下(太もも・お尻)

  • 繰り返しの動作や下り坂の走行

特に、腸脛靭帯が硬くなって膝の骨と擦れることで炎症が起こります。


◆ 川崎市元住吉でのケア

フォックス鍼灸治療室 × FOCS GYMの連携サポート

当院「フォックス鍼灸治療室」(川崎市中原区元住吉)では、腸脛靭帯炎に対して次のような治療と運動指導を行っています。

■ 鍼灸治療

腸脛靭帯や関連する筋肉(大腿筋膜張筋、臀筋群など)にアプローチし、筋緊張の緩和や血流改善を図ります。

■ 電気治療・手技療法

痛みのある部位に適切な刺激を加えることで、炎症の緩和や痛みの軽減を促進します。

■ フォームチェック&動作改善(FOCS GYM)

併設のトレーニング施設「FOCS GYM」では、ランニングフォームのチェックや、股関節・体幹を正しく使うための動作指導を実施。


◆ 再発予防のトレーニング方法

腸脛靭帯炎は、治療+正しい動き方の習得と筋力強化がセットで必要です。
当院が指導している代表的なトレーニングをご紹介します。

✅ 1. ヒップアブダクション(お尻の横の筋肉を鍛える)

  • 横向きに寝て、上の足をゆっくり持ち上げる

  • 15回 × 2セット

  • お尻の横(中臀筋)がしっかり働くことが大切

✅ 2. ストレッチ:腸脛靭帯〜大腿筋膜張筋

  • 立った姿勢で、痛みのある足を後ろにクロス

  • 身体を逆方向に倒し、太ももの外側を伸ばす

  • 30秒 × 2セット

✅ 3. クラムシェル(中臀筋・外旋筋強化)

  • 横向きで膝を曲げ、足をつけたまま膝だけ開く

  • 骨盤が後ろに倒れないように意識する

✅ 4. 体幹トレーニング(プランクなど)

  • 股関節や膝の安定性を支える体幹力を向上させることで、フォームが崩れにくくなります。

※個々の状態により適切な種目は異なりますので、初めての方は専門スタッフの指導を受けることをおすすめします。


◆ 痛みが出たら、まずは早めのケアを!

腸脛靭帯炎は、初期対応がとても大切です。
痛みをがまんして走り続けると、慢性化して長引くリスクがあります。

川崎市元住吉エリアで膝の痛み・スポーツの不調でお悩みの方は、フォックス鍼灸治療室へお気軽にご相談ください。
治療だけでなく、再発予防やパフォーマンスアップを目的としたトレーニングまで一貫サポートいたします。


【まとめ】

  • 腸脛靭帯炎はランナーに多い膝の外側の炎症

  • 原因は筋力不足・使いすぎ・フォームの崩れなど

  • 鍼灸や運動療法で早期回復と再発予防が可能

  • 川崎市元住吉の「フォックス鍼灸治療室」と「FOCS GYM」が連携してサポート!

    ▶︎ ご予約・お問い合わせはこちら
    フォックス鍼灸治療院/FOCS GYM
    川崎市中原区木月1丁目3番47号(元住吉駅より徒歩6分)
    044-431-6339
    [インスタのストーリーでリハ風景を掲載!]インスタはこちら!